デッキを楽しむ家（里山の家Ⅱ）

里山の緑豊かな自然環境の中で、広々とした敷地に建つ住宅。北側の公園に対しては、最小限の窓を設けプライバシーに配慮しつつ、リビングから南側の庭に向けては、出来るだけ大きな開口とした。夏は庇で日射を遮り、冬は太陽光を多く取り入れることが出来る。リビングの外には庭とつながるデッキテラスを設けた。住まい手の趣味のバーベキュー時には、長いデッキがベンチとなる。キッチンに立つとリビング・ダイニング越しに南側の庭まで一望することが出来る。２台分のカーポートを家本体に組み込むことで外観だけではなく生活空間にも広がりを持たせた。家と庭が一体となり充実した暮らしを送ることができる住宅を目指した。